share-knowledge’s diary

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Sensation-Seeking Scale(SSS)とは

Sensation-Seeking Scaleとは、ある個人がどの程度リスクを求める傾向にあるのかを調べるための指標のことで、1964年にZuckermanによって発表されました。

(参考)Marvin Zuckerman (1964) Development of Sensation-Seeking Scale

なお、ある研究によると、女性よりも男性のほうがリスクの高い活動を求める傾向にあり、東洋人よりも西洋人のほうがリスクの高い活動を望む傾向にあるとのことです。したがって、白人男性はリスクを求める傾向が他の者よりも強いということのようです。リスクの高い金融商品の開発等が欧米で発達してきた背景には、リスク志向の高さもあるのかもしれません。