share-knowledge’s diary

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目標設定理論(Goal setting theory)とは

目標を設定することにより、人のモチベ―ジョンが向上し、パフォーマンスが上げるとされており、組織心理学の分野では長い間研究されてきました。
Loche and Lathan (1990) によれば、困難でありかつ明確な目標は、簡単であり曖昧な目標もしくは目標がない場合よりも、より高いパフォーマンスに繋がるとします。他方で、簡単な目標は、高い満足度を示すことも主張します。したがって、簡単すぎず難しすぎない水準に設定することが重要なわけです。
また、目標の水準を継続的かつ段階的に上げていくことが、目標設定において最も重要となります。トヨタの”カイゼン”はまさにこの原理に基づいたものだと考えれます。