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相関分析とは

相関分析の目的は、変数(例えばAとB)の間に相関関係があるかどうかを調べることです。SPSSを使った場合は、Person r correlation coefficient (ピアソンの相関係数)でその相関関係の強さが出されます。このrの大きさは0~1の間で示されます。

単純にr=1だと完全に相関関係があるということになり、r=0の場合は相関関係は全くないということになります。r=1の場合はほぼ無いため、rの大きさがどの程度だと相関関係が強いといえるかはいろいろ議論があります。

ここでは、参考にDancy and Reidy (2004)のカテゴリーを紹介します。

(1)rが1の場合は、完璧な相関関係がある

(2)rが0.7~0.9の場合は、強い相関関係。

(3)rが0.4~0.6の場合は、適度な相関関係がある。

(4)rが0.1~0.3の場合は、弱い相関関係がある。

(5)rがの場合は、相関関係は全くない。

 

(参考)Dacey and Reidy (2004) Statistics Without Maths for Psychology: Using SPSS for Windows