世界の軍需企業ランキング
ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)より、2016年の軍需企業の売上に関する発表があり、5年連続で減少していた売上額が5年ぶりに上昇に転じ、2015年と比較して1.9%の増加であったとのことです。前年度に比べて増加した国としては、米国、英国、ロシア、ドイツ、韓国などであり、特に韓国は20%以上増加する一方、日本、イタリア、フランス等が前年度に比べて減少しています。
報告書における企業の売上順位トップ10は以下のとおりです。(なお、報告書自体はトップ100までの記載があります。)
1. ロッキードマーチン(米)
2. ボーイング(米)
3. レイセオン(米)
4. BAEシステムズ(英)
5. ノースロップ・グラマン(米)
6. ジェネラルダイナミクス(米)
7. エアバス(欧)
8. L―3コミュニケーションズ(米)
9. レオナルド(伊)
10.タレス(仏)
ちなみに、気を付けなればいけないことは、このランキングには中国企業が入っていないことです。SIPRIによると複数の中国企業がランキングに入ると思われますが、正確なデータが明らかになっていないため、含まれていないとのことです。
(参考)The SIPRI Top 100 arms‑producing and military services companies, 2016