share-knowledge’s diary

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“虫の頭脳”を模した人工知能研究

DARPAは小さな虫の脳と同様に小さく効率的なコンピューティングシステムを構築する方法について研究を始めています。このMicroscale Biomimetic Robust Artificial Intelligence NetworksMicroBRAIN)プログラムは最終的には、より少ないデータで訓練され、より少ないエネルギーで作動する人工知能を作り出すことが目的です。人の脳のニューロンは600億~700億個であり、これを人工知能で模倣することはほぼ不可能ですが、虫の脳は1000個程度であり、マッピングが可能です。DARPAは虫の脳を研究することで、効率的な人工知能の開発に繋げようしており、そのために100万ドルのファンディングを用意しています。

(参考)DARPA Thinks Insect Brains Might Hold the Secret to Next-Gen AI