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T検定とZ検定の違い

選挙でどの政党が人気があるのかを調べたいと思った場合、1億2千万の日本国民全員を調査することは現実的ではありません。そこで、国民の一部のみ(例え ば1000人程度)を調査することで、その傾向を理解しようとする方法が、統計学であり、そこで使われる調査方法がT検定とZ検定です。

T検定はGossett氏が導入したことから、彼のペンネームをとってスチューデントのT検定とも呼ばれます。帰無仮説が正しいと仮設した場合に、T分布に従うことを利用した検定方法です。他方で、Z検定の場合は、正規分布を用いて、標本の平均と母集団の平均が統計学的に有意に異なるかどうかを調査するための検定方法です。

T検定とZ検定の違いとしては、Z検定は二分変数(Dichotomous variable)が変数の対象ですが、T検定は連続変数(Continuous variable)が対象となっています。二分変数とは、例えばYesかNoかといった2つしか回答が無い場合の変数です。連続変数は例えば収入のように明確に分けることができないような変数です。また、Z検定が比率を比べることで検定する一方で、T検定は平均値を比較することで検定します。