share-knowledge’s diary

論文やニュース等で私が面白いと思ったものをアップしていきます。

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

NEO-PIとは

NEO-PI(NEO Personality Inventory)とはBig fiveに基づき作られた性格検査です。 心理学でBig fiveとはNeuroticism(情緒不安)、Extraversion₍外向性)、Openess to Experiende(開放性)、Agreeableness(調和性)、Conscienousness(勤勉性)の5つを指します。 M…

MBTIとは

MBTIとはMayers-Briggs Type Indicatorの略称であり、その名のとおりマイヤーズ(Mayers)とブリッグス(Briggs)によって作成された性格検査のことを言います。 性格は下記の4つの指標を組み合わせて、計16個のタイプがあるとされています。 EI:Extraversio…

ネオクラシカルリアリズム(新古典的現実主義)とは

ネオクラシカルリアリズム(新古典的現実主義)は、ネオリアリズムと同様に国際関係の構造的要因が国家の行動を決定すると考えますが、他方で国内要因や国家指導者の認識を考慮することを主張します。 ネオクラシカルリアリズム(新古典的現実主義)の名付け…

防御的リアリズムと攻撃的リアリズム

今回は、防御的リアリズム(Defensive realism)と攻撃的リアリズム(Offensive realism)の紹介です。双方ともにネオリアリズムに属するものの、そこから少し派生した理論です。ネオリアリストの間では、国家はどのくらいのパワーを必要とするのかという問いに…

ネオリアリズムとは

今回は前回の続きで、ネオリアリズムの紹介です。1970 年代の学界においては科学的アプローチへの関心が高まっていました。ケネス・ウォルツはリアリズムの中心的な考えを、科学的アプローチを利用した理論的枠 組みに作り変えることで、リアリズムを生…

リアリズムとは

リアリズムは、当初は理論というよりは、哲学として存在したと言えます。その歴史は古く、紀元前のトゥキディデスや孫子まで遡ることができます。国際関係論の古典的リアリズム、ネオリアリズム、新古典的リアリズムはその哲学的伝統を受け継ぎ、今に至るわ…

実証主義(Positivism)とポスト実証主義(Post positivism)

国際関係論で頻出なのがPositivismとPost positivism。実証主義(Positivism)とは自然科学の方法論は国際関係を説明するに有効であるとする考え方で、物事の因果関係を説明することに重点が置かれます。主な国際関係論としては、リアリズム、リベラリズムが…